院名:横浜いずみ泌尿器科 
住所:〒231-0053 神奈川県横浜市中区初音町3-63-3 3F 
電話番号:045-325-7787

膀胱炎

膀胱炎について

膀胱炎細菌が尿道を遡って膀胱粘膜に感染して炎症を起こす急性膀胱炎は、尿道が短い女性に多い疾患で、女性はその生涯で2人に1人が膀胱炎にかかるとされています。頻尿、排尿痛が主な症状ですが、悪化すると細菌が腎臓まで達し(腎盂腎炎)発熱、嘔吐、背中や腰の痛みを生じることもあります。急性膀胱炎の他に、症状が乏しい慢性膀胱炎、ウイルス感染による出血性膀胱炎などがあります。

症状

急性(単純性)膀胱炎の主な症状

  • 頻尿
  • 排尿痛
  • 残尿感
  • 尿が濁る

診断

膀胱炎が疑われた場合、通常の尿検査に加えて、尿中に細菌が混じっていないか、細菌と戦う成分である白血球が混じっていないかを顕微鏡等で確認します。必要に応じて尿の培養検査を行い、細菌の種類を同定します。当日は結果は出ませんが、抗生物質の内服で改善が見られない場合には、培養の結果によって抗生物質の変更を検討します。

腎盂腎炎

膀胱炎の症状があったのち、高熱や背中・腹部・腰の片側に痛みが生じたら腎盂腎炎の疑いがあります。これは細菌が膀胱から尿管をさかのぼり、腎盂や腎臓まで感染した状態です。血流豊富な腎臓から細菌が容易に血中に入って全身に広がり(敗血症)重症化すると命に係わることもあります。これらの症状に気付いたらできるだけ速やかに泌尿器科を受診してください。

慢性膀胱炎

膀胱炎がすっきりと治らない、年に何度も膀胱炎を繰り返してしまう、という方がいらっしゃいます。このような状態を慢性膀胱炎と言います。原因の一つとして、糖尿病や神経障害によって排尿後に残尿が残ってしまう「神経因性膀胱」があります。よどんだ水が汚れるのと同じように、残尿があると、いくら抗生物質で細菌をやっつけてもまたすぐに繁殖してしまいます。したがって、慢性膀胱炎の原因を突き止め、その治療を並行して行うことが大切です。

出血性膀胱炎

血尿の症状が強い膀胱炎で、かたまった血液が尿道を塞いでしまうこともあります。原因には、ウイルス感染、放射線・抗がん剤治療などがあります。原因によって血尿以外に頻尿、残尿感、排尿痛なども伴うことがあります。

治療

体を休め、水分を多くとるだけで自然と改善する場合もありますが、多くの膀胱炎は抗生物質の投与で速やかに改善します。膀胱炎の市販薬もありますが、主成分は漢方薬で、抗生物質は入っていません。

薬物療法

薬物療法尿検査で感染の有無を確かめ、細菌感染による膀胱炎の場合は抗生物質を用いた治療を行います。急性膀胱炎であれば数日で症状が改善していきます。 細菌感染が原因ではない場合には、漢方薬や膀胱の刺激を和らげる薬剤などによる治療を行います。

再発予防

膀胱炎は誰もが発症する可能性があり、再発しやすい病気です。発症しやすくするリスク要因を避けることで、再発予防や症状の悪化を防ぐことができます。

免疫力低下

免疫力が正常に働いている場合は、膀胱に細菌が侵入しても増殖できず、感染することができません。疲労、睡眠不足、風邪などの感染症、ストレスなどにより免疫力が低下すると、膀胱炎を発症しやすくなります。

トイレに注意

トイレに注意治療をきちんと受けているのに膀胱炎が再発しやすい場合、シャワートイレ使用が原因になっている可能性もあります。清潔を保つのは大切ですが、排尿時には使用しない、排便時も尿道に当たらないようにするなどの工夫して様子をみてみましょう。また、排便後には、前から後ろに拭くようにしましょう。

性行為後や生理中の注意点

性行為後は膀胱炎リスクが高いため、排尿して膀胱に侵入した細菌を洗い流すようにしてください。また生理期間も膀胱炎になりやすい時期ですから、ナプキンをこまめに取り替えるなど清潔を保つようにしましょう。

糖尿病や尿路結石の治療

膀胱炎発症リスクの高い基礎疾患がある場合は、その治療もしっかり行ってください。

尿意を我慢しない

排尿は膀胱内の細菌を洗い流す作用もあるため、尿意があってもトイレに行かず、我慢してしまうと細菌が膀胱内で増殖し膀胱炎を発症しやすくなります。尿意があったら我慢しすぎないでトイレに行くようにしましょう。

水分摂取を積極的に行う

水分摂取を積極的に行う尿量が少ないと尿の回数が減り、膀胱内で細菌が繁殖しやすくなります。水分をたっぷりとって十分な尿量と回数を確保しましょう。

下半身を冷やさない

冷えは免疫力低下につながります。毎日バスタブに浸かって芯まで温まり、入浴後も保温に努めてください。
TEL:045-325-7787
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