院名:横浜いずみ泌尿器科 
住所:〒231-0053 神奈川県横浜市中区初音町3-63-3 3F 
電話番号:045-325-7787

尿のトラブル

尿のトラブル泌尿器科でよくみられる尿のトラブルについてご紹介いたします。

血尿

目で見て尿に血が混じる肉眼的血尿と、採尿して顕微鏡で確認してはじめてわかる顕微鏡的血尿があります。血尿は、尿を作る腎臓や尿の通り道である腎盂、尿管、膀胱に出血を起こす異常があるというサインであり、重大な病気の症状である可能性があります。特に症状がないのに目で見て尿が赤い(無症候性肉眼的血尿)は速やかな泌尿器科の受診が必要です。血尿は持続するとは限りません、一度でも血尿に気付いた場合はにはご相談ください。

頻尿

トイレが近い状態が頻尿です。一般的には、日中の排尿回数が8回以上あると頻尿、夜間トイレに起きることが1回でもあると夜間頻尿と考えられています。ただし、排尿回数には個人差が大きく、また、生活に支障を感じる程度も人それぞれですので、あまり回数にこだわるのではなく、ご自身が「困っている」と感じたら一度ご相談ください。

尿失禁

咳やくしゃみなどでお腹に力が入った時に尿漏れする腹圧性尿失禁、急に激しい尿意が起こってトイレに間に合わない切迫性尿失禁など、さまざまなタイプがあります。日常生活やお仕事に支障をおよぼし、外出が億劫になるなどQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を著しく下げてしまうため、早めに適切な治療を受けて解消することをおすすめしています。

尿閉

膀胱内に大量の尿がたまっているのに排尿できない状態です。前立腺肥大症でもともと排尿障害がある方が、飲酒、風邪薬の内服等を契機にして完全に排尿できなくなることが多いです。非常に強い尿意、下腹部の張りのため、導尿によって排出を促す必要があります。また、状況が落ち着くまでしばらく尿道カテーテルの留置が必要な場合が多いです。慢性的に排尿障害が続いている場合は尿閉となっているにも関わらず症状があまり強く出ない場合があります。ただし、膀胱内の尿が腎臓に逆流し、尿路感染や腎機能障害を引き起こすためきちんとした原因検索と治療が必要です。

残尿感

残尿感排尿後、膀胱に尿が残っているように感じる状態です。実際に尿を出し切れずに感じることもありますが、実際には膀胱内に尿が残っていないのに残尿感があることもあります。さまざまな泌尿器疾患で現れることが多い症状で、原因に応じた治療を行います。

排尿痛

排尿時に痛みを感じる症状で、出はじめに痛みがある、終わりに痛みがある、尿が出ている間ずっと痛いなどがあります。膀胱、尿道といった尿路の細菌感染によって起こっているケースが多く、女性は膀胱炎による排尿痛が起こりやすいで.す。性感染症は症状に乏しいものも多いのですが、激しい痛みを起こすものもあり、注意が必要です。

神経因性膀胱

膀胱には尿が溜まった時に尿意を感じる知覚神経と、排尿するときに膀胱の筋肉を収縮させる運動神経があり、どちらも背骨の中にある脊髄というところにつながっています。これら神経に障害があると尿が膀胱に溜まっても尿意を感じず、また排尿もうまくできないため尿が膀胱内に残ってしまう(残尿)状態となります。ひどい場合には尿で膀胱がパンパンになり、尿漏れや、腎臓まで尿が逆流して腎機能障害の原因になったりします。このような状態を神経因性膀胱と言います。原因には、先天性の異常、脊柱管狭窄症、脊髄損傷、直腸・子宮などの手術などがあります。原因の治療、薬物療法で改善が十分でない場合には尿道カテーテルの留置や、自己導尿が必要な場合があります。尿意を感じにくくなる、いきんだり時間をかけないと排尿できない、尿漏れがある、など排尿に関する症状がある場合には注意が必要です。
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