院名:横浜いずみ泌尿器科 
住所:〒231-0053 神奈川県横浜市中区初音町3-63-3 3F 
電話番号:045-325-7787

尿路結石

尿路結石について

尿路結石とは激烈な背中脇腹の痛み、血尿等で気づかれます。生涯で男性の7人に1人、女性の15人に1人が経験するといわれます。多くの場合は体質的に結石ができやすく、腎臓でできた石が尿管に引っかかることで症状を引き起こします。きちんと診断がつけば、悪い病気ではないので、痛み止めを使って自然に石が出てくるのを待ちます。ただ、石が出ていないのに痛みがなくなることがありますが、知らぬ間に腎臓に負担をかけてしまうことになるので、必ず石がなくなったことを確認することが大切です。

症状

症状突然起こる激しい痛み(疝痛発作)が起こることが多く、血尿、発熱、尿の濁り、頻尿、残尿感など、結石のある位置によって異なる症状が起こります。 腎結石は腰部の痛みが起こることもありますが、症状がないことがほとんどで、検診などで発見されることが多くなっています。尿検査で結石周辺の細菌感染がわかってそれをきっかけに発見されることもあります。 尿管結石の場合は、細い尿管に結石による尿流閉塞と腎盂内圧の急上昇が起こり、腰や背中、わき腹に激痛を起こすことが多くなっています。尿管は途中で3ヶ所特に細い部分があり、そこに詰まると強い痛みを生じます。痛みは通常、3~4時間程度続きます。尿管の下部にまた、結石がある場合には、頻尿や残尿感が起こることもあります。 尿が結石にとってせき止められると腎盂腎炎を起こし、40℃近い高熱を生じることがあります。痛みと発熱がある場合には、腎臓へのダメージを最小限に抑えるためにもすぐに医療機関を受診してください。

結石の分類

結石のある位置によって、腎臓(腎)結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分けられ、腎臓と尿管の結石を上部尿路結石、膀胱と尿道の結石を下部尿路結石と呼ぶこともあります。 結石は成分の違いによって分けることもできます。結石は構成する成分によって蓚酸カルシウム結石、リン酸カルシウム結石、尿酸結石があり、複数の成分が混じり合った結石も存在します。また、尿路が感染したことで作られるリン酸マグネシウムアンモニウム結石、遺伝性に発生するシスチン結石などもあります。 腎結石が鋳型状に巨大化したサンゴ状結石、尿管と強く癒着した嵌頓結石は特殊な尿路結石です。

治療

保存療法

保存療法自然に尿道から排出されるように促し、痛みなどの症状を軽減させる治療を行います。小さいサイズの結石に有効で、6~9mm程度の結石の多くが3力月以内に排出される可能性があります。尿管の蠕動運動を活発にさせて下降を促し、水分を多くとることが治療の中心になります。尿をアルカリ性に変える薬は、尿酸結石やシスチン結石を溶かすために使われることがありますが、効果が現れるまでに長期間かかります。

手術

結石が大きく自然な排出が困難なケースや、尿の流れが阻害され腎臓へのダメージが懸念されるケースに行われ、痛みが激しい場合や保存療法の効果がみられない場合も手術が検討されます。 体外からの衝撃波や、内視鏡で超音波・レーザー・圧縮空気を用いて結石を砕く手法が主に使われており、開腹手術が行われることはほとんどありません。

食事の工夫で結石予防

食事の工夫で結石予防結石は再発しやすい傾向がありますが、食生活に気をつけて再発予防につなげることができます。基本的に、水分を多めにとるようにして、動物タンパク質である肉類を避け、野菜の多いメニューを心がけます。野菜や果物に含まれるカリウムは結石を作りにくくする作用があります。また、炭水化物は結石予防に重要なマグネシウムや食物繊維が豊富ですから、適度にとるようにしてください。

シュウ酸を控える

ホウレンソウは結石になりやすいシュウ酸が多く含まれているので、茹でてからしっかり水洗いしてシュウ酸を洗い流して口にするようにしてください。他に、ナッツやチョコレート、コーヒーにもシュウ酸が多く含まれているため、とり過ぎないようにしましょう。

プリン体を控える

尿酸値が上昇すると痛風だけでなく、結石リスクも上昇します。アルコールを飲み過ぎないようにして、レバーやえび、魚卵などプリン体の多い食品を控えましょう。

カルシウム

カルシウムは結石の成分になることもありますが、シュウ酸の吸収を抑える作用があるため、食事の際にカルシウムを多く含む食品をとることが結石予防につながります。乳製品、小魚の他に、納豆などの大豆製品、ピーマン、ニンジンなどにも多く含まれています。

ビタミンC

過剰に摂取すると体内でシュウ酸を作るため、サプリメントや健康飲料などでとり過ぎないように注意し、適度な摂取にとどめるようにしてください。
TEL:045-325-7787
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